1日1問出題【No.31】20231002

問題

無人航空機操作で事故を起こしたとき、操縦者が負う法的責任として該当しないものはどれでしょうか。1つ選びなさい。

選択肢

1：技能証明の取消し・技能証明の効力停止（期間は１年以内）
2：業務上過失致死傷
3：損害賠償責任

回答・説明

正解：1

無人航空機操縦者の心得の「操縦者の役割と責任（事故を起こしたときに操縦者が負う法的責任）」について、教則では下記のように定められています。
■事故を起こしたときに操縦者が負う法的責任
衝突や墜落等の事故を起こしたときに、操縦者が負うことのある責任には、「刑事責任」「民事責任」があり、また「行政処分」を受けることがある。
（1） 刑事責任
衝突や墜落により死傷者が発生した場合、事故の内容により「業務上過失致死傷」などの刑事責任（懲役、罰金等）を負う場合がある。
（2） 民事責任
操縦者は、被害者に対して民法に基づく「損害賠償責任」を負う場合がある。
（3） 行政処分
航空法（昭和 27 年法律第 231 号）への違反や無人航空機を飛行させるに当たり非行又は重大な過失があった場合には、次のような行政処分の対象となる。